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時間の前後を歌と体で覚える。

時間の前後は例えば児童が整列したときの前後とは考え方が逆のため、混乱をする児童が多い。歌や体を動かすことが好きな3学年児童であるので、好きな事から学習の習得は早い。

教師は、左腕に赤い靴下か、布を巻く、右腕に青い靴下か布を巻く。
長針と短針を楽しく子どもたちに伝わるようにする。

指示 . 1

長い針、真似をします。12時 ハイ!(2回繰り返す)

ジェスチャーのみまねをして、声を出していない子がいたら、全員に「12時も言うんだよ」と優しく伝える。

指示 . 2

5分後、10分後、15分後、30分後、45分後(2回ずつ)

10分後は、じっぷんご と言う。
30分後、さんじっぷんご

指示 . 3

12時ハイ! 5分後、10分後、15分後、30分後、45分後(1回ずつ)

指示 . 4

みんなだけで、12時、5分後、10分後、30分後、45分後

英語のフラッシュカードの様に、2回、1回、0回で言う。

発問 . 1

問題、第一問。12時の20分後は? A 11時40分、B 12時20分

指示 . 5

(挙手させる) A? B?

説明 . 1

正解は・・・B 12時20分。よくわかったね。
何分「後」は針を進めます。

「後」ご を強調して言う。

指示 . 6

覚え方!後(ご)は、進むんだゴー(go)。
「進むんだゴー。進むんだゴー。」

腕を右に回しながら、進むんだゴーと言う。
教師は楽しく。教室の場合は、子どもと反転して回す。
オンラインの場合は、子どもと同じ方向で回す。

説明 . 2

同じ方向にできてる!良い!

発問 . 2

第2問。8時50分の10分後は何時?

説明 . 3

進むんだゴーだから、ここ、何時?さんはい。「9時」
正解!!

答えを発言してくれた子がいたら、「もう言ってくれた子もいたね。みんなで確認」と言い、発言したことを褒め、発言しない子も参加できる体制を取る。

指示 . 7

30分後は「進むんだゴー」。5飛び。みんなで数えるよ。ハイ。5,10,15,20,25,30

9時20分の時計を用意。

発問 . 3

何時何分? (9時20分)

発問 . 4

進むのを何まわりと言う? (時計まわり)

指示 . 8

みんなではい、「時計まわり」

指示 . 9

歌で覚える。「進むんだゴー、進むんだゴー、とけーい(時計)まわりに、進むんだごー」
一緒にハイ。

腕を右に回しながら、歌う。教師は楽しく。

発問 . 5

問題! 後(ご)の反対は?(前) 正解!

発問 . 6

12時00分の10分前は?前はどうやって覚えよう。

指示 . 10

前は「もどりたまえ~」。一緒にハイ。(もどりたまえー)

次の時間は、戻る時間の問題を作って歌いながら覚える。
歌は、参考文献のYouTube小島よしおのおっぱっぴーチャンネルのを参考にさせて頂いた。