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さくらの はなびら(2022)

【授業時間:1時間】
・詩を二つに分ける作業を通して、詩の構造を検討する。
・詩の構造をつかむことで、主題を考える。

交替読み、一斉読みなどで何度も音読する。

発問 . 1

題名は何ですか。(さくらの はなびら)

発問 . 2

作者は誰ですか。(まど・みちお)

発問 . 3

何連の詩ですか。(7連)

指示 . 1

詩を読んで、分かったこと、思ったこと、考えたことをノートに箇条書きで書きなさい。

どんなことでも良い。自由に書かせて発表させる。

指示 . 2

行に番号を付けなさい。

指示 . 3

この詩を二つに分けなさい。

区切り線を入れたら見せに来させる。

指示 . 4

見せたら理由を考えておきなさい。

分けた場所と理由を発表させる。

・4行目と5行目の間…前半は事実、後半は考え。
・6行目と7行目の間…前半は「ひとつのこと」の中身、後半は「ひとつのこと」がどれだけ大切かを説明している。

説明 . 1

どんな考えでも良いですが、ここでは、「事実」と「考え」として、4行目と5行目の間で区切ることにします。

発問 . 4

後半をさらに分けます。いくつに分かれますか。

・3つ…「ひとつの ことが」が3回ある

指示 . 5

3つのまとまりに分けなさい。

・5~7行目
・8~12行目
・13~14行目

発問 . 5

5~6行目について、何がおわって、何がはじまったのですか。

「ひとつのこと」

発問 . 6

11行目の「あたりまえすぎる」とは、何が当たり前なのですか。

「ひとつのこと」

発問 . 7

13行目の「かけがえのない」とは、何がかけがえがないのですか。

「ひとつのこと」

発問 . 8

「ひとつのこと」とは、何を指すのですか。

・1~4行目の「事実」を指す

発問 . 9

この詩のテーマは何ですか。「~~は~~だ(する)」という形で考えなさい。

・季節は常に巡り続ける。
・当たり前のことが、実はかけがえがないのだ。
…等

自由に考えて発表させる。