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バレーボール アンダーハンドパスの練習法

色々なバリエーションでパスを出し合う中でアンダーハンドパスが身に付いていく練習を紹介する。

キャッチ

指示 . 1

2人組をつくったら、座ります。全員起立。

指示 . 2

じゃんけんをしなさい。

指示 . 3

勝った人、場所をとっていらっしゃい。

指示 . 4

負けた人、ボールを取りにいらっしゃい。

指示 . 5

ペアの間隔は3m。両手広げて二人分程度取ります。

ペア同士の距離で安全が確保されているか確認したら、指示を出す。
距離は目安。体育館のラインを使うと良い。

指示 . 6

ボールをおへその下から上に動かして相手に投げます。ノーバウンドでおへその前で両手でキャッチ。

全員を座らせ、例示をしながら説明する。おへその前がポイントである。高さは出さないで行う。
30秒程度で動きを変える。(以下、同じ)

指示 . 7

キャッチの時、手の平は上向きにします。

これを言わないと、手が横向きになる。上ムキになっているか確認する。

指示 . 8

おへその前で右手の平に当てて。できたらキャッチ。

片手だけにして負荷をかける。

指示 . 9

おへその前で左手の平だけでキャッチ。

ノーバウンドで来たパスを下から上へ、手で弾く

指示 . 10

上から落ちてくるようにノーバウンドでパス。おへその前で両手でキャッチ。

高さを頭に上から落ちてくるようにして、落ちてくるボールをキャッチさせる。

指示 . 11

キャッチする時間を短くしなさい。

指示 . 12

上から落ちてくるようにノーバウンドでパス。おへその前で右手の平でキャッチ。

指示 . 13

上から落ちてくるようにノーバウンドでパス。おへその前で左手の平でキャッチ。

指示 . 14

上から落ちてくるようにノーバウンドでパス。おへその前で右手の平で弾く。

指示 . 15

上から落ちてくるようにノーバウンドでパス。おへその前で左手の平で弾く。

指示 . 16

上から落ちてくるようにノーバウンドでパス。おへその前で両手の手の平で弾く。

まずは、手で行わせる。上手な生徒はアンダーハンドをさせる。

アンダーハンドの構え(手の動き)を教える。

説明 . 1

肘を曲げて手を組みます。手の平を重ねて、親指を重ねて握ります。

できている生徒にやらせて、実況するように説明する。

指示 . 17

真似して手を組んでごらんなさい。

同じように、説明をする手順で行わせる。

指示 . 18

ペアの人と確認しなさい。

説明 . 2

手を組んだら、肘を伸ばす。手を下げる。これは「下ろす」。手のある方に肘を動かす。これが「伸ばす」。

実際に見せながら伝える。上手な生徒は伸ばせる。できない生徒は下ろしてしまう。その指導を行うために、言葉と動きを確定させる。

アンダーハンドを行う

指示 . 19

上から落ちてくるようにノーバウンドでパス。組んで、伸ばして、当てて、パス。

生徒がやっている間に、繰り返し「組んで」「伸ばして」「当てて」と伝える。

指示 . 20

ボールを床に落とさないが先。落ちるくらいならキャッチしなさい。

説明 . 3

下手はうるさい。上手は静か、です。

指示 . 21

出来るだけ音を立てないように、パスしなさい。

捕ろうとして手に当たるだけでも、努力の蓄積が生まれる。床に落ちてしまうのが当たり前になると生徒はボールを追わなくなっていく。
上手なペアがいたら、全員を座らせ、お手本としてみんなの前でやらせる。

指示 . 22

10往復できたら座ります。用意、はじめ。

アンダーハンドパスは、ボールのくる位置に正確に手を出せる=キャッチができない生徒はラリーが成立しない。
キャッチができたら、次は手で弾く、アンダーハンドと発展させる。よって10往復もキャッチでやっても構わない。