・「光の屈折」がどう曲がるかの分かりやすい教え方
光の屈折では、光が空気中から水中やガラスに進むとき、実験を終えてから忘れてしまうことがある。そのため、どう曲がるかをたとえ話を用いながら行うことで、生徒たちが理解しやすくなる。

光が空気中から水中に向かって進むときに、境界面で屈折するが、どうやって曲がるかを生徒たちが間違えやすい。そのため、光の通り道に車が走っている時をたとえ話として使い、イメージ化して伝えることで、覚えやすくした。
発問 . 1
光は空気中から水中に向かって進むときに、屈折します。正しい屈折の方向は、アですか?イですか?

説明 . 1
光は、イのように屈折して進んでいきます。
実験で実際に確かめた後、このような説明を入れるとよい。実験の結果について、なぜそうなるのかを考えるときに「こう考えるとよいよ」と伝えた。
説明 . 2
光の進む道筋を、光の車が通るとします。

発問 . 2
みんなは、空気中と水中を歩くとしたら、どちらが進みやすいですか?
説明 . 3
みんなと同じように、この光の車も、空気中の方が進みやすい。そのため、水中に入ると、遅くなってしまうんです。だから、最初に前輪の右タイヤが水に入ると、遅くなって、その分、イの方向に曲がってしまうのです。

説明 . 4
同じように水中から空気中に光が進むときにも説明した。こう話すと、「なるほど!」と納得して覚えられると話す生徒たちが多かった。
原実践は不明だが、田んぼ道や砂利道などで例える実践はよくある。人が歩くより、車が通るとした方が分かりやすかった。