3年 音「おどるへび」(新教科書対応)
3年生の新教科書に対応しています。音の導入に使えます。画像を見ながら授業の進め方が分かります。
遊びながら、「音が出ている時には、物はふるえていること」に気づかせることができる。
この実践は、「10歳までのかがくあそび」に出ている小森栄治氏のシングルエイジサイエンスの追試である。
今日はこんなものを持って来ました。
説明抜きで、教師の作った「踊るへび」を見せる。
後ろは、このように穴があいている。
これは見せず、ここから声を吹き込むと、コップの上でへびのモールが動いて回り出す。
子どもたちはびっくり。
【用意するもの】
紙コップ(200mLぐらい)、モール(直径三㎜)、はさみ。
安全に作ることができるように全員のカップの側面に1㎝くらいの切れ目を入れておく。
【作り方】
①コップの横の切り込みから、はさみで縦と横5㎝程度、十字に切り込みを入れる。
➁切れ込みを中に折り返し、四角い窓を開ける。(写真)
切って開けた窓に口を当てて、声を出してみよう。
コップの底を触ってごらん。
【児童の反応】
・すこしだけ、びりびりする。
・震えているよ。
大きな声にするのではでなく、もっと震えるようにするにはどうしたらよいでしょう?
【児童の反応】
・コップの口を押さえればいい。
・手で口の所をふさげばいい。
・ふさいで声を出したら、すごく震えるよ。
・震えるから、へびが動いていたんだ。
教室中、「あ~」の声でいっぱいになる。
【作り方】
➂モールを指にぐるんと巻いて、へびの形にします。
④コップの底にへびを乗せ、声の入り口に口を当てて、声を出す。
コップの口を手でふさいで震わせるとへびが動き出す。
うまく動くためには、へびの形を平らにして小さく巻くとよく回転する。
よく回るようにするには、どうするとよいでしょう。
考えて工夫してみよう。
【児童の反応】
・低い声と高い声をやったら低い声は遅く、高い声は速くまわった。
・低い声でも回ったよ。
・高くて響くほど、周りにぶつかってよく震えるのだと思う。
コップに絵を描く活動は、実験ではないが、活動を楽しむために重要である。
以下が、本学級の子どもたちの作品である。