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円錐の表面積を求める

啓林館(中1)で円錐の展開図から側面積と表面積を求める授業である。側面のおうぎ形の弧の長さにあたる部分はどこなのか、問い方を変えることで少し知的な組み立てができる。

円錐の表面積。円錐の側面積の求め方を図で説明する授業です。

指示 . 1

例題をみんなで読みます。
底面の半径が3cm,母線の長さが8㎝の
円錐の表面積を求めよう。

(底面の半径が3cm,母線の長さが8㎝の
円錐の表面積を求めよう)

指示 . 2

側面のおうぎ形の弧の長さは6πです。6πはどこを表していますか。指でなぞってごらんなさい。

(おうぎ形の弧の部分)ここをなぞった人。(挙手)50点。

(底面の円周)ここをなぞった人。(挙手)50点。

指示 . 3

100点になるようにやってごらんなさい。

(ここと、ここ)そうだ。2か所あるんだね。

発問 . 1

側面積は24π ㎠です。これはどんな計算をしたのですか?

指示 . 4

図を使って説明してごらんなさい。

教科書に書き込ませる。
「△△さん、どんな計算をしたのですか?」
(弧の長さと母線の長さをかけて半分にしました)
「なるほど」

発問 . 2

赤丸。これは何を表しているかな?

(おうぎ形の弧の長さです)

発問 . 3

では、この青丸は何を表しているのかな?

(おうぎ形の母線の長さです)

説明 . 1

教科書には便利な公式があります。おうぎ形の弧の長さと母線の長さが分かっているときは、積極的に使っていけるといいですね。