失敗しない個別面談の方法
個別面談をどのようにしたら良いか・・・あまり教わることはありません。そのような方のヒントになる内容です。

個人面談は若い先生にはハードルが高く緊張するとの事です。以下、ヒントになれば幸いです。
ポイント❶
座る位置は対面では無く、90度。
対面ですと、目線を切りづらいです。緊張も増します。適度に目を合わせられる程度が良いです。時計がお互いに見える位置ですると、更に良いです。そろそろ時間ですので、、と切り上げやすいです。
️ポイント❷始め方の鉄則
「どうしてもお話を伺っておいた方が良いことや、気になったこととかございますか。もし、あるようでしたら、そのことをぜひお話しください。」から始めます。
冒頭で言っておくことがポイントです。後になって、「そういえば先生、実は。。。」となれば時間どおりに進みません。一番最初に「何か気になることはございませんか」とまず切り出します。ここで答えに詰まる場合は、『私があまり見てあげられなかったと思います、申し訳ありませんでした。2学期には、その点について良く見ていきます。』と、真摯に受け止めて答えるようにしています。
ポイント❸ 良い点を伝える
その子の良いところや褒めどころを3つ程度話します。
通知表を渡したばかりですので、成績の話は保護者もイメージしやすいです。具体的な例をあげて話すことがポイントですね。
更に、桑原の学年ではあらかじめ、教育資料として子どもたちに『1学期のふり返り』を書かせました。教科や係活動、委員会クラブから休み時間の過ごし方、よく話す遊ぶ友達、2学期の目標などです。具体的な場面をとりあげて良いところや褒めどころを話します。
ポイント❹課題を伝える
どうしても直した方がいいことがあれば、1つだけ伝えます。夏休みに家でできそうな内容が良いですね。
例
文字が少々雑?乱暴?元気いっぱいなので、ゆっくりと書いて見るよう、声かけてくれませんか?丁寧に書くと、もっと学力が上がると思います!
最後に、「先生が、○○ちゃんのことを褒めてたよってお家で言ってあげてくださいね」と最後に伝えます。