夏休み前に博物館や科学館を紹介しよう
博物館や科学館の夏休み中の特別展示のポスターやチラシの掲示を一工夫し、生徒たちの興味を引くようにします。
原実践 萩輪幸子 (コンテンツ代行 北島瑠衣)

夏休み前に、博物館や科学館から夏休み中の特別展示のポスターやチラシが届く。
これらのポスターやチラシを空いている掲示板に掲示するだけより、一工夫することで生徒たちにPRすることができる。
1 ポスターやチラシを集める。
学校に送られてくるものだけでもよいが、学校にチラシが送られてこない近県の博物館や科学館のチラシをあつめる。
電話をかけると快く送付してくださるところが多い。
博物館や科学館だけでなく水族館や動物園のものもあるとよい。
2 自分の県の白地図をポスター印刷する。
白地図はインターネットのフリーソフトなどを使うと簡単に作成できる。
3 集めたチラシに番号をふり、その番号を白地図に記入する。

4 白地図の周りにチラシを貼り、できるだけ多くの生徒が通る場所や理科室の前などに掲示する。

理科室の前でもよいが、昇降口などに掲示しておくと、学期末懇談で来校された保護者にもPRしやすくなる。
5 夏休みの課題に「博物館レポート作成」を出す。
現在の勤務校は特別な事情で、実験などをともなう自由研究を夏休みの課題にすることができない。
そこで、小森栄治氏実践を追試し、夏休みの課題を選択制にしている。
1 精密スケッチ
2 科学者伝記レポート
3 博物館・科学館レポート の中から1つ
家族とともに博物館などに行き、博物館のレポートを書いてきた生徒もいる。