ストロー笛
授業開きや科学クラブに使えるネタ(誰でもすぐにできる!理科おもしろネタセレクト10より)

ストロー笛
作成:山本芳幸
●使える単元名 小学校おもしろ実験・中学1年「光・音・力」
●実験道具 ストロー、はさみ
●方法
1.ストローの先を3cmつぶして平たにする。
2.つぶしたところをはさみで、2cmほど三角に切り取る。
3.もう一度ストローの先をつぶす。
※三角に切った根元の部分に少し切り込みを入れてもいい。

●実験での注意点
・とんがった部分は鋭いので、気をつける。
・音が出ない原因は、ストローが十分につぶれていないことが多い。折り目がつくように丁寧につぶす。
・それでも音がでなければ、口に深めに加え、強めに行きを吐くとよい。
●授業での活用例
○音が振動である、ということを教えた上で、ストロー笛を作らせるとよい。
作成後、次のように発問する。
発問 . 1
ストローのどこが振動しているのでしょうか?
振動しているのは、切った部分であることを伝える。
○また、振動する音の高さを変えるための方法を考えさせる。
発問 . 2
音を高くするためには、何をしたらいいでしょうか?
答えは、ストローを短くする。
管の中の空気の振動数(振動する回数)が増えるために高くなる。
●参考資料
・科学大好き 親子でつくる「楽しい理科工作」小事典 善能寺正美編(明治図書)
・授業力アップへの挑戦22 自然が大好きものづくりの理科授業 TOSS向山・小森型理科研究会著(明治図書)