給食をおかわりさせたいときの言葉がけ
言い方を変えただけで、おかわりが増えました。

給食のおかわりは、向山先生の方法を追試している。
1.数のあるものは、ジャンケン。
2.おかわりは、教師が公平につぎ分ける。
それでも余って、困ることがある。
そんな時、おかずやご飯の残り具合を見て、
「あと( )名様!」
と呼びかけると、子どもたちが反応した。
人数制限に心を動かされるのか、
それまで座っていた子が立ち上がって、おかわりしに来てくれた。
「あと5名様!」
と言って3人しか来なくても、
続いて、
「あと2名様!
誰かいないかな?
早く来ないと、なくなるよ。」
と言うと、ちゃんと2人出てきてくれるのには感激した。
勤務校では、「ご飯」も「小さいおかず」も、入れ物に残ったものは全部、残飯として
「大きいおかず」の入れ物だけに入れて返すことになっている。
よって、
早くおかわりを済ませないと、
給食の片付けが遅れてしまうのだ。
おかわりを早く終らせるためには、有効な言葉がけであった。
今ではおかわりの仕度をしていると、子どもたちから、
「あと何名様?」
と尋ねてくるようになった。