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インターネットで授業する日本固有の領土「北方領土」
択捉・国後・色丹・歯舞の北方領土は、我が国固有の領土である。
北方領土の問題をインターネットを使って小学校の社会科で扱う授業プランである。
(1時間)

以下のURLで日本地図を提示する。
発問 . 1
日本の国はどこからどこまでか考えてみます。
日本の一番南にある都道府県はどこですか。
ホームページを見ながら答えなさい。
以下、東・西・北を簡単におさえる。
一番北は択捉島である。
指示 . 1
このように、日本の国の範囲を日本の「領土」と言います。
(「領土」を板書。)
「領土」言ってごらんなさい。
説明 . 1
択捉島は日本で一番大きな島です。
鳥取県と同じぐらいの面積があります。
択捉島、国後島、歯舞諸島、色丹島の四つを北方領土と言います。
発問 . 2
北方領土には、今、日本人が何人くらい住んでいるのですか。
①約百人
②約千人
③約一万人
④その他
説明 . 2
実は、北方領土は日本の領土なのに、日本人は1人も住んでいません。
今から55年前の昭和20年には17291人の日本人が住んでいましたが、今は1人もいません。
今はロシアの人が住んでいるのです。
次の写真を順次提示する。
説明 . 3
これまでの総理大臣がみんなロシアの大統領と交渉をしていますね。
日本とロシアの国境をきちんと決めようとしているのです。
この交渉が何年も何年も続いているのです。
発問 . 3
この地図の中で、日本は国境を択捉島の北に定めています。
では、ロシアは、どこを国境にすると言っているのですか。
予想で線を引いてごらんなさい。
ロシアの地図を提示

発問 . 4
ここから北、こちらが側が全部ロシアの領土だというのです。
どちらの言うことが本当なのでしょうか。
日露通好条約をホームページで提示
この後、
を順番に提示。テンポよく読ませていく。
授業の感想を書かせて終わる。