三年生 夏 「切手の歴史」(手紙の書き方テキスト活用授業5)
中学校社会科の授業で実践した手紙の歴史や文化の授業である。手紙の歴史や文化を扱った後、手紙の書き方テキストを使用してはがきを書かせた。中学校三年間で授業ができるように6本の授業を作った。
1.一年生 夏 「年賀状の歴史と暑中見舞いの歴史」
2.一年生 冬 「年賀状を復活させた林正治さん」
3.二年生 夏 「風景印の授業」
4.二年生 冬 「郵便の歴史と前島密」
5.三年生 夏 「切手の歴史」
6.三年生 冬 「日本の十二支と世界の十二支」

発問 . 1
切手です。どこの国の切手でしょうか。
発問 . 2
世界で始めて切手を作った国はどこでしょうか。
「世界で始めて切手というものを発行したのはイギリスでした。1840年のことです。もともと手紙を送るときには郵便を使っていましたが、料金を払うときに距離や重さなどの違いから複雑になっていました。そのため、料金の代わりとなる切手を考案したのです。」切手クラブHPより
便利な切手は世界中に広まっていきます。1871年には日本でも郵便と切手の文化や社会が伝わり、切手が発行されました。
発問 . 3
どこの都道府県の切手でしょうか。
発問 . 4
新しく切手を作るときの決まりは何でしょうか。
①大きさが決まっている ②形が決まっている ③大きさと形の両方が決まっている ④その他
発問 . 5
その他です。では、何でしょうか。
正解は、何も決まっていないでした。
2cm角に満たない切手から、10cmもあるほど大きな切手まで発行されたことがあります。
形は丸いものや正方形、三角や楕円形などあります。※ただし、郵便物の大きさや消印の大きさなどを考えられて作られている。写真切手と言って、自分でオリジナルの切手を作ることもできます。日本でも今まで4800種の切手が発行されました。手紙を書くときは切手にも注目してみましょう。