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空き教室で音楽を

1年生40名の音楽での遊び歌を、空き教室で実践しました。

・教材:「ひらいたひらいた」・「けんけんぱ」・「ぞうさんのさんぽ」
・場所:空き教室(机・いすは一切ない)
・児童:40名

【問題点】 「ひらいたひらいた」をどこで実践するか?

このことに、ずっと頭を抱えていた。
雨の日が続き、他学年が運動会の練習をしており、体育館は使えない。
 
だれも使っていない空き教室を使うしかなかった。
せっかくなので、他の教材もいっしょに扱うことにした。

1.「ひらいたひらいた」

1年生40人が輪になると、窮屈すぎて、身動きがとりにくそうだった。
輪もきれいに作れない。

【対策】  4グループに分けた。

名簿順に、10人ずつ4グループに分けた。
少し輪が動くと、グループ同士がぶつかりあう部分もあったが、なんとか4つの輪になれた。

2.「けんけんぱ」

床にチョークで円をかくわけにもいかない。
仮に運動場が使えても、40人が十分活動するには、かなりたくさん輪をかく必要がある。

【対策】  格子状になっている「床の板目」を利用した。

床は、25センチ四方の正方形の板を並べてできていた。
その1枚を1マス(1つの輪)とみなした。

「けん」・「けん」を1枚の板で、「ぱ」を2枚の板で、
その時いた場所から自由に始めさせた。

子どもたちは、ぶつかり合わないように気をつけながら、
またいろんな場所に自分で移動して、楽しく活動することができた。

3.「ぞうさんのさんぽ」

テキストを記入して下さい

教室の音楽のとき、身振りをつけながら歌っていた子がいたので、させてみた。
 
実に楽しそうに、からだいっぱいで表現していた。

【結論】   机やいすのある教室より、何もない教室は、自由にのびのびと動けて盛り上がった。
        また、広すぎる体育館より、一体感がもててよかった。