講師赴任まで
講師として赴任する側も、講師と交代する教諭側も、どのような準備が必要か、一例が分かります。

1年生・5月からの担任の場合(一例である)
勤務市、勤務形態によって違いがあるだろう。
1.仕事が決まるまで
5月2日、急に非常勤講師の仕事が決まった。「連休明けから」だそうだ。
・週24時間勤務。
・月曜から金曜までのうち、「5時間勤務」が4日間、「4時間勤務」が1日。
2.引継ぎまで
連休明けの5月8日、市教委と学校に行くことになっていた。
単学級なのか、複数学級があるのか、担任なのか、T・Tなのか、クラスに何人いるのか何もわからなかった。
学校のHPを調べたが、その学校だけHPをもっていなかった。
それまでにできることは何か、考えた。
1.1年生に関する教育書を読む。
2.「5月の1年生」に関する情報を集める。
3.1年生に対する「指導の仕方」を調べる。
4.1年生が「何を習うのか」を調べる。
5.連休中にできることを考えて、準備する。
6.実際に学校まで車で行き、通勤経路を確認する。
3.引き継ぎ
5月8日から勤務かと思っていたが、この日は事務手続きだけで、出勤は5月10日からとわかった。
以下のものをいただいたり、借りたりした。
・日課表 ・講師の授業実施予定表 ・週担当時間割 ・週予定表 ・児童名簿
・学校訪問日程表 ・学校訪問参観授業指導案形式 ・教師用指導書 ・教科書
5月10日「初出勤日」が、学校訪問のための「指導案提出日」となってしまった。
4.引き継ぎ後にしたこと
1.児童全員の正しい姓名を覚える。
2.あいさつを考える。(教師向け・学級向け・全校向け)
3.翌日分の教材研究
4.学校訪問用・提出用指導案の作成