慣用句・ことわざ・故事成語
「慣用句・ことわざ・故事成語」の学習の導入

発問 . 1
次の文の赤い字を別の言葉に言い換えます。

説明 . 1
心を刻みつけて傷つけることではないですよね。
忘れないようにする。心に残す。忘れないようにしてしっかり覚えておく。
発問 . 2
次の文の赤い字を別の言葉に言い換えます。

説明 . 2
シャツをクリーニングに出して、きれいに整えることではないですよね。
気持ちを引き締めて真面目な態度になる。
発問 . 3
次の文の赤い字を別の言葉に言い換えます。

説明 . 3
すずめの涙が、小遣いということはないですよね。
とても少ない。
説明 . 4
このように二つ以上の言葉が結びついて、もともとの言葉の意味とは別の意味を表わすものを慣用句と言います。
発問 . 4
次の慣用句を使って、短文を作ります。
板書する。(肩の荷が下りる。気が気でない。息をのむ。)
書けた生徒から黒板に書かせる。
一文ずつ書いた生徒が読む。
発問 . 5
つまり「肩の荷が下りる」とはどういう意味ですか。
責任から解放される。
以下、「気が気でない、息をのむ」も同じように行う。
ことわざ・故事成語(1年生で既習)については、教科書に掲載されている言葉を使って、短作文をする。
ことわざ(猿も木から落ちる、転ばぬ先のつえ)
故事成語(背水の陣、温故知新)
その後、「教科書学習スキル”習得ワーク集」(渡辺大祐編)を行う。