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高校日本史《史料》発問事例集⑦「憲法十七条」

詳説日本史探究(日本史B)の史料および教科書を使った発問事例である。随時更新を行う。

【史料】「憲法十七条」(*一部抜粋)

一に曰く,和を以て貴しとなし,忤ふるにこと無きを宗とせよ。
二に曰く,篤く三宝を敬へ。
三に曰く,詔を承りては必ず謹め。
十二に曰く,国司・国造,百姓に斂めとることなかれ。国に二の君なく,民に両の主なし。率土の兆民.王を以て主となす。
十七に曰く,それ事は独り断むべからず。必ず衆と論ふべし。(『日本書紀』)

《発問事例》

発問 . 1

なんという史料ですか?(憲法十七条)

発問 . 2

出典は何ですか?(『日本書紀』)

発問 . 3

憲法十七条は誰が制定しましたか?(聖徳太子/厩戸王)

発問 . 4

聖徳太子が摂政のころ、誰が天皇でしたか?(推古天皇)

発問 . 5

憲法十七条が制定されたのは西暦何年ですか?(604年)

発問 . 6

史料中にある「詔を承りては必ず謹め。」この意味は何でしょうか?(例)天皇の詔には必ず従

発問 . 7

史料中の「和を以て貴しと為し」この意味はなんですか?(例)和を尊びなさい。

発問 . 8

「忤ふるにこと無きを宗とせよ。」この意味はなんですか?(例)反抗することのないようにせよ。